私はペットショップで2羽雛鳥を買いましたがとても気苦労しました。
ここではオカメインコとウロコインコの雛について解説します。(同じやり方)
(すみません、それ以外の鳥に適合するかはわかりません)
- エサはどう上げればいいのか?
- エサは何を上げればいいのか?
- 温度管理は?
- ゲージは?
最初は色々と悩むと思いますが雛の飼育法を紹介します。

犬4匹、猫5匹、鳥3羽を飼っています。
過去にはロシアリクガメ、ヒョウモンリクガメ、ギリシャリクガメ、インドホシガメ
クランウェルツノガエル、ヤモリ、ウサギ、ハムスターなどを飼っていた
けんじが解説します。
迎える前に最低限これは揃えましょう!
- パウダーフード
- 粟玉
- スプーン、容器
- フードの温度計
- ゲージ
- 保温機
- サーモスタット
- キッチンペーパー
- キッチン用計り

意外と多いなと思われるかもしれませんが
家なるもので代用できるものも多いです。
フードの上げ方
【生後2~4週間】
まず小さな容器にパウダーフードを入れます。
量は決まりはありませんがティースプーン3~4杯入れます。
そこにお湯を入れます。
雛の口に流し込むようにするので少し緩めで作ってください。
よく混ぜて塊が完全になくなっているようにしてください。
(のどに詰まらせない、パウダーがのどで溜まらないために)
フードを混ぜながら温度を下げていき40度ほどになったら挿し餌をします。
(温度計を使ってやると、とても楽です)
雛を手で持ち口に流しこむようにしてあげてください。
手で持たなくてもあげられるようならその方がいいです。
何度か与えて食べなくなったら無理してそれ以上上げる必要はありません。
挿し餌をする頻度としては朝・昼・夕方・夜の4回ほどです。
使っていたパウダーフードのリンク貼っておきますね↓

雛鳥専用のエサ用容器が必要な方はこちらを↓
容器とスプーンが一緒だからいいですねー
これ使わなくてもティースプーンで構いません。
その際は先端が細いほうがいいです。
細くないと口からダダもれです 笑

買ったショップでフードをシリンジで与えていたら
これを使ってみてもいいですね。
(私は結構苦戦したので結局スプーンにしました)
付属のチューブは少し長めにしたほうがいいです。
のどの奥に入れる感じでエサを与えます。↓


シリンジ簡単そうだけど、どこまでチューブを差し込んできいいのか
分からなくてビビりながらやってました。
温度計はあったほうが無難です。
やってみるとわかりますが温度がとても重要です。
冷めていると全く食べません。
(湯煎して温度を一定にしてもいいかもしれません)
かといって熱いとヤケドするので気を付けてください。
鳥の体温が40度ほどなので合わせてあげましょう↓

ご飯食べたら必ず体重を計ります。
これすごく重要!
ノートに朝・昼・夕方・夜の体重を記入してください。
私が使ったのはこれです↓
なかなか計りに乗っからなかったので私は止まり木を使っていました。
この止まり木は使用したらゲージに入れてあげてください。↓
【生後1か月~2か月】
パウダーフード+粟玉を加えます。
1日3回を目安に上げます。
注意!「ギャーギャー」と鳴いても3回以上あげない!
粟玉はお湯でふやかして、時間を置いてから加えてもいいですし
事前にボールなどの容器に粟玉を一日分入れて水をひたひたになるまで加え
ラップをして冷蔵庫に入れておいても良いです。
私が買ったペットショップでは水に入れた粟玉を冷蔵庫で保管していました。
冷蔵庫で保管してるのでお湯を加えるときは沸騰したてのを加えても
丁度いい温度になります。
すぐに40度近くまで下がりますので大丈夫です。(温度は計ってね!)↓

1人で食べる訓練として
粟の穂をゲージに置いたりしてました。
見ると勝手に食べてたりします。
その他にも水やオカメインコ用の大人のエサをゲージに置いてください。

あとは撒き餌などもしました。(床にぱらぱら撒く)
徐々に1人で食べれるようにしないといけません。
1か月以上2か月未満で1人で食べれるようにしないといけませんので
大人用の殻付きのフードも用意してください。↓


飼い主はエサをあげることが一番心配なことだと思います。
私がそうでした。
出来る限り2か月になる前には1人で食べられるようにしましょう。
体重の話
オカメインコの平均体重は80~100g
ウロコインコの平均体重は50~80g
どちらも一人餌になって羽をバタつかせるようになると体重の変化がなくなり
一定になるか、少し体重が減ります。
体重が減っても無理やりエサを与える(強制餌食)ことは
しないでください。
極端に減っているようであればすぐに病院に連れていきましょう。
事前に鳥を診れくれる病院を探しましょう!
普通の動物病院では診てくれません。
飼育環境
雛の内は保温をしないといけないので
プラスチック容器を使います。
少し大きめがいいと思います。
下には排泄しているかわかる様にキッチンペーパーを敷きます。
サーモスタットにひよこ電球をつなげて30度から35度程度で管理します。
(容器が小さいなら28~30度でいいと思います)
電球があるところは暖かいですが少し離れると気温が下がります。
少し大きいゲージで暑かったら避難できるようだと良いですね。
参考にゲージのリンク貼っておきますね↓
かなりお買い得なケースですね。
このケースなら30度以下を目安にしないと熱くなりすぎるかもしれません。


私は熱帯魚などに使うアクリル水槽で長さ600mmぐらいの
大きなのを使っていました。
単純に余ってただけなんですけどね 笑
プラケースでの飼育が終わったら大きいゲージに移しましょう。
これオススメです↓
うちのオカメもウロコもこれ使っています。
小さめならこれが良いと思います。↓
サーモスタットは爬虫類などに使われる機能が豊富な奴もありますが
そこまで高機能じゃなくていいです。
家で使っているのはこれです↓
(あまり安いやつにすると設定温度と実際の温度に差が出ます・・・)
ひよこ電球は雛がヤケドしない様にカバー付きを買ってください。
中の電球は変えられるので成鳥になったらゲージが大きくなるので
ワット数をあげて設置してあげてください。↓
替えの電球です。こちらは60Wです。↓
まとめ
雛を迎えるのは大変だと思いますがその分愛情も増えると思います。
親鳥の代わりをするのですからしっかりと雛の面倒を見てあげましょう。
成鳥になると全く違った可愛さが出てきますよ!
(めっちゃ遊べます 笑)
ではまた!


コメント