2022年5月に発売されたM327 M8 2inchモデルガンのレビューです!
いやー、先日M&P R8 5inchが出たばかりですが
こんなに早く2inchが出るとは思いませんでした。
特徴的な短く平たいバレル。
R8の最大の特徴でもある8連のシリンダー。
実銃の画像と合わせながら見ていきたいと思います!

エアガン歴20年以上。
モデルガンのブルーイングなどもしている
けんじが解説します!
実銃 S&W M327 M8 2inchとは


このM327はM27(1935年登場)という.357マグナム弾が使える拳銃を現代版に
材質やシリンダーの形状を変えて6発から8発に装弾数を増やしたものです。
以下はS&W HPの記載です。
- チタンシリンダー&バレルシュラウド
- PCトリガー付きストップ
- PCチューンドアクション
- スカンジウムフレーム
- ムーンクリップ用シリンダーカット(ムーンクリップ付属)
- 口径 357マグナム、38 S&Wスペシャル+P
- フロントサイト オレンジランプ
- リアサイト 一体型Uノッチ
- アクション シングル/ダブルアクション
- シリンダー材質 チタン合金
- バレル材質 チタン/SS
- フレーム素材 スカンジウム合金
- フレーム仕上げ マットブラック
- バレルの長さ 2 インチ (5.1 cm)
- 重量 22.6 オンス (約640g)


大きな特徴といえばチタンなどを使って軽量化されている所です。
写真でグレーに見えるところがチタンです。
同じNフレームのM629 2.625inchモデルは37.4オンス(約1060g)なので
かなり軽量化に貢献しています。
バレルが短いのを「スナブノーズモデル」と言います。
※調べましたが正確な規定がないみたいで2~2.65inchまでそのように言われています)
「PUG NOSE」という愛称もありますね。
私はパグ好きなので何故だかちょっとうれしい 笑
同じM327のバリエーション M&P R8 はこちらです。
タナカワークス M327 2inchモデルガン


S&Wのカスタム部門「パフォーマンスセンター」が製作したタクティカル・リボルバー「M&P R8」とは異なる「コンシールドキャリー」をコンセプトに開発された.357マグナム口径8連発のモデルです。
タナカワークスHP
実銃はチタニウムのシリンダーとバレルシュラウド、スカンジウムアロイ製フレームを持ち、新素材を用いつつスナブノーズ化するなど、徹底的に軽量化・小型化したモデルでした。.357マグナム8発となると1911の良い対抗馬としても良い選択肢に入るモデルであったと考えられます。
今回この異色のリボルバーを発火モデルガンとして製作致しました。インターナルロックなど最新のS&Wの機構はそのままに、通常のリボルバーとは一線を画す異色モデルを再現しています。またフルムーンクリップも1つ付属。このモデルの特徴でもあるムーンクリップを使った8発の一気に装填・排莢も楽しめます。素手では難しいムーンクリップへの弾丸の装着用に専用ローディングツールも付属させました。
仕様
タナカワークスHP
全長:175 mm重量:710 g装弾数:8 発備考:
使用カートリッジ .357magnum発火カートリッジ
主要材質 HW樹脂+亜鉛ダイカスト
7mmキャップ火薬使用発火式
フレームタイプ Nフレーム・ラウンドバット
発売日 2022年5月中頃発売予定
価格:¥28,380(税込)
本体の素材がHWなのでブルーイングもできますが
実銃がバレルとシリンダーがチタンで、色合いがグレーです。
なのでブルーイングより塗装が良いと思われます。
もう一つフレームにシルバーのピンの跡が3つ無いんです。
(シリンダー下に2つ、サムピースに1つ)
これも再現してほしかった。
それにしてもNフレームだけど小さくてかわいいですねー
大好きです 笑

マズルは M&P R8と同じ形状ですね。
多分ですが前回のモデルと同じであれば
Oリングで止めているだけなので
引き抜くだけで取れると思います。
(今回は硬くて取れませんでした)


左が実銃で右がタナカワークスですが
形状が色々と違います。
(スマホで見ると上が実銃、したがタナカ)
サイトの作り、バレルのカットの違い、スリットの有無など
かなり違います。
タナカワークスのオリジナルデザインと言う所でしょうか。
このタナカワークスの形状も悪くはありませんが
なぜこのようにしたのか
契約なのか技術的問題なのか、コスト的な問題なのかは不明です。

セーフティーは最近の機種の定番となっているインターナルロック。
専用のキーで回します。
S&Wの刻印ですが
前回のM&P R8でも薄かったのですが
今回もかなり薄いです。

実銃だとヨークと本体に個別の番号があるはずですが
刻印はありませんでした。(再現している市販品は無いかと思います)

この銃の特徴的な8連のシリンダー。
8発入るシリンダーなので当然ですが
大きくなっています。
これを見た後にM19のシリンダーを見ると小さく見えます。
フルムーンクリップやカートについてはM&P R8で触れていますので
そちらを参照してください。

ハンマーの形状はM&P R8と同じでした。
最初の印象は小さく見えましたが
銃自体が小さいとそう感じるのかもしれません。

プラ製のグリップですが形状がとてもいいですね。
これの木グリが欲しいなー

ランヤードリンクがあるんですね。
ちょっと珍しいのかな?

こちらは別途購入したS&W G10のアルタモントグリップです。
グリーンとブラックのマーブル状のものです。
ちなみにそのままでは付かないので少しだけ削って合わせます。

グリップだけで印象は変わりますよねー。
グリップが延長されて小指もかかる様になりました。
G10のグリップはやっぱりカッコイイ!

まとめ
いかがだったでしょうか?
実銃と全く同じものを求めている人には物足りないかもしれません。
違いと言えば
・バレルの形状
・フロントサイトの形状、色
・フレームのピン
・バレル、シリンダーの色
・ヨーク、フレームのシリアルナンバー
実銃との相違点はありますが
このモデルガン単体を見てみるととても可愛らしく
愛着がわく1丁だと思います。
実銃に近づけるために塗装をしている方もいましたので
皆様もチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
私としては好きな1丁となりました。
では!







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