
BWCから上級者向け組立キットが出ました。
SW1911StandardモデルとDKモデル。
今回はDKモデルを作っていきます。
では実際どれほど上級者向けなのか気になりますねー
順を追って解説していきたいと思います!

エアガン歴20年以上。
モデルガンのブルーイングなどもしている
けんじが解説します!
BWCとは
ヘビーウェイトにブルーイング、MONICAとBB.TOY……
BWCホームページ参照
ここからB.W.C.(Bluing Works Company)は始まりました。
これからも楽しい商品をお届けできますように……
モデルガンを中心に製造している会社です。
限定品ばかり出しているので価格がかなり高いです。
完成品だと大体15万~20万円します。
たまにキットモデルが出て安くなります。
今回がそのキットモデルです。
カスタムトイガン製作及びカスタムパーツ製作
BWCホームページ参照
輸入トイガン販売及び輸入パーツ販売
ブルーイング加工及び各種鍍金加工
事業内容は上記のように書いてありました。
HPでは買えないので各小売販売店で購入になりますがBWCの製品は殆どが
限定なのでまず見かけることはないかと思います。
モデルガンの祭典「ブラックホール」ではガバメント系のパーツも販売されていました。
ブルーイングなどの加工はHPから依頼が出来ます。
SW1911とは
SW=S&W(Smith & Wesson)
1911とはコルトガバメントM1911と言う意味なので
まとめると
S&W社作成のコルト社M1911クローンモデル
大きな違いは外装式カートエキストラクターがあることです。

実銃のスペックは下記の通りです。
全長217mm
重量1130g
使用弾.45ACP
装弾数8+1
DK (ダグ・ケーニッグ)とは
DOUG KOENIG
ダグ・ケーニッヒは、競技射撃での素晴らしいキャリアから70以上の全国選手権、10回の世界選手権、18回のビアンキカップで優勝しています。
craterdust HP
ケーニッグ、ケニッグ、ケーニッヒ・・・
さてどれが正しい呼び方でしょうか・・・
とりあえずケーニッグにしておきます。

ご本人の写真です。
映像で射撃を見ましたがめっちゃ早いし正確。
日本でいうマック堺さんみたいな人ですね。
今回作るSW1911DKモデルの大きな特徴は以下の3点です。
- スライドのDKのロゴ
- ハンマーの形状(ホールが2つ)
- トリガー(ストレートタイプ)
作成




説明書はStandardモデルと同じになります。
主にリアサイトの組立が解説されています。
本体の解説が無いので悲しいですね・・・
組立で苦労するところ中心に解説していきます。
(Youtube動画内でも解説しています)

バレルハウジングがはまらないので突起している部分を削っていきます。
削り過ぎない様に注意しながらタイトな感じで調整します。
今後ブルーイングする際に研磨もしていくのでタイトに作る方が良いです。

フロントサイトは全く入りません。
スライド本体側は軽く慣らすようにヤスリがけを行い、
調整は主にフロントサイトの方で行います。
スライドと接地する部分を少しずつ削っていきます。
フロントサイトの底面は整えるぐらいで深く研磨しません。
底面を研磨すると高さが変わりより一層合わなくなります。

リアサイトのピンを差し込みますが全く入りません。
丸ヤスリやピンバイス(1.8mm)、リューターで整えます。
ここも緩くなり過ぎない様にします。

リアサイトはビス止めするようになっていますがスライド側には
穴がありません。
ネジを開けるかビスを使わずに付けるかの2択です。
今回はビスを使わないのでタイトに仕上げます。
スライド側を整えて調整します。

トリガーのピンが全く入らないので穴を拡張します。
緩くならない様に注意しながら広げます。

ハンマーのピンですがピン止め(ギザギザがついている)の部分が全く入りません。
削るには小さく、硬いのでハンマー本体の片方だけ少し穴を拡張しています。

マグウェルはハウジングと連結させますが全く合いません。
ハウジング側で調節をしていきます。
底部を研磨していきますが削り過ぎに注意しないと
ガタツキが出ます。

Standardモデルとは違いDKモデルはアンビセーフティーとなっています。
その為グリップの裏側を加工して取付が出来るようにしました。

マガジンキャッチを加工しないとマガジンが入りません。
(マガジンキャッチを押しながらだと入ります)
画像の丸印の所を削っていきますが削り過ぎると今度はマガジンが落ちてきます。
慎重に削ってください・・・ってそんなの出来ないよ!って人に朗報です。
東京マルイのM19111A1のマガジンキャッチが無加工で付きます。
マガジンもスムーズに入りますので加工が面倒だったり失敗したときは
試してください。
(Standardモデル、DKモデル共通)

アウターバレルはパーティングラインを消して
インディーのパーカーシールを吹いて
上からメタルパーカーを3回ほどコートしました。
金属磨きのクロスで磨いています。

完成!
皆様お疲れさまでした。
ブルーイングの様子はこちらをご覧ください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
上級者向けモデルと書いてありますが実際はそんなことはなく
なんならマルシン製の方が難しいと思うような内容でした。
ただし亜鉛パーツや本体を塗装しないといけないのが
面倒だと思うのでその部分だけ上級?向けかもしれません。
皆様の作成の手助けになれば幸いです。
ではまた!



コメント