S&WのM29といえば
私が思い出すのは映画ダーティーハリーです。
ただあまり映画を見ていなく思い入れはありません。 笑
で、なんですが
まるで見た目がM586のようなM29があるので
「珍しいな~」と漠然とした感じで入手したのが
このM29クラシックというわけです。
私も全く知らなかったので
色々調べてみました!
エアガン歴20年以上。
モデルガンのブルーイングなどもしている
けんじが解説します!
M29とは
使用弾薬は.44マグナム弾。.44スペシャル弾を使用する「M1950」を原型としている
M1950に.44マグナム弾を撃てるようにしたという事ですね。
でも調べてみるとM21も.44マグナム弾撃てるのでM29が特別な訳では無さそうです。
ちなみに何故か調べてもM1950の画像が出てきません…
(あとで海外サイトで見つけましたー!)
参考元 Guns International
専門書とか買わないと見つからないかなー(そもそもS&Wの専門書が見つけられないかも)
1955年にM29が発表され様々な改良を加えて現在に至るようです。
大まかに改良点は以下のものです
- サイドプレートSCが4本から3本へ変更(撃ってるうちに折れるため変更)
- シリンダー後端が一段下がってるカウンターボアードになった(撃ってるとシリンダーからの高圧ガスで怪我をするから)
※カウンターボアードって何!?
弾薬がリムも含めて全体が入るように、一段低くなったカウンターボアードと呼ばれる仕様になっています。
M29classicとは
さて、調べてみたのですがなかなか情報はありません。
1つ分かっていることはM629(ステンレスモデル)のフルラグバレルはクラシックと呼ばれます。
それを踏まえて皆様を混乱させますよ〜笑
現在S&WのサイトにあるカタログにはM629クラシックもあるのですがM29クラシックもあるんです。
その姿が…えっと、普通のM29です 笑
他にもクラシックと書いてあるのがありますが(M19とか)フルラグバレルではありません。
私が見た物だけで結論すると現在M29で黒い個体のフルラグバレルは無いとなります。
ステンレスモデルのみある感じです。
しかし有識者は知っているんですね~
M29クラシックの存在を。
存在を教えてもらって調べましたので下記に書きます。
まず
M29classicは限定品のDXと言うのもあり、さらに言うと数量限定のものまでありました。
classicの販売時期は正確には分かりませんが1988年には限定品の存在を確認しています。
(限定品は刻印が違う)
参考画像 gunsinternational.com
DXについては1991年、1992年の2年間だけ販売されました。
(これも刻印が違う)
参考画像 revolverguy.com
これは勝手な予想ですが販売の時系列は以下のようだと思います。
M29classic→M29classic限定品→M29classicDX
「Smith&Wesson M29-5 classic」が正式な書き方なので
M29-5の販売時期1990年あたりだということは間違いありません。
ちなみにM29のバリエーションはM29-1からM29-10まであります。
調べるとまだまだ出てきそうですがM29classicという存在が確認できてよかったです 笑
分解・組立
以前分解、組立動画を撮っていますので
ブルーイングする方は参考にしてみてください。
ブルーイング
今回はじっくりと磨いてブルーイングしてみました。
(単に時間がかかっただけ 笑)
↑
刻印を見ると限定品についているような「DX」や「1of3000」などの文字はありません。
↑
右上の画像 実銃とは違う刻印ですが最新の再販は多分実銃と同じだったような?
右下の画像 実銃にはない安全装置があるのが特徴的。
↑
サイドプレートの刻印も、再販の物は実銃と同じだったような?(確認はできていませんが)
リアサイトの前面にはHOP調整用の穴が開いています。
私が普段使っている道具を紹介しますね~
(正確には型番違うかもしれませんが大体同じです)
↓
まとめ
いかがだったでしょうか?
M29はダーティーハリーの銃を想像しますがこのクラシックも
かなりかっこいいですね~
タナカワークスからはガスガン、モデルガンも販売されていましたので
それなりに認知度はあるみたいですが
映画の影響でノーマルのM29が目立っちゃってますね。
是非再販された際はマルシン、タナカのどちらか
購入してみてください!
では!
↓ マルシンは基本受注生産なので市場にはないですね~ タナカはガスガンありました。
コメント