ずーっと欲しかった銃があります。
その一つがこのCZーShadow2なんです。
なんだかカッコイイんですよね~
私はお座敷シューターなんですが
競技銃のShadow2なんか魅力があるんですよね。
お座敷シューターだって競技銃買ったっていいじゃん!
と言うことでレビューしていきます 笑

エアガン歴20年以上。
モデルガンのブルーイングなどもしている
けんじが解説します!
CZとは
チェスカー・ズブロヨフカ・ウヘルスキブロッド
(チェコ語: Česká zbrojovka a.s. Uherský Brod、略称: ČZUB)
(英語: Czech Arms Factory)
チェコの火器製造業者。
と言うことでチェコ語の会社名の略でCZとなるわけですね。
設立は1919年
ちなみに1997年にCZはCZ-USAを設立して警察軍関係、スポーツなどに提供し続けています。
有名な銃といえば
CZ75やスコーピオンVz61などがあります。


CZのタクティカルなのがCZ P-09 ↓



Shadow2とは
CZ SHADOW 2シリーズは、現代のダイナミックなスポーツ分野向けのハイエンド大容量オールスチールピストルのシリーズです。
CZ HP
軍用の銃ではなくスポーツ用の銃という立ち位置です。
見た目がCZ75と似てるなーと思った方。
安心してください。
CZ75が元になっています。 笑
(それ以外ないだろって!?)
さてShadow2があるということはShadow1があるんじゃ・・・
あります↓

で、これがShadow2です↓

Shadow1、2見比べるとちょっとずつ違いますね。
ちょっと見にくいかもしれませんが
実銃のスペックを下に置いておきますね。


で、これだけスペック見ても良く分からないので・・・
まとめました。
1. デザインとフレームの変更
- CZ Shadow 1は、CZ 75シリーズに基づいており、スチールフレームを持つため、非常に耐久性がありますが、重量もやや重いです。全体的にクラシックなデザインが特徴。
- CZ Shadow 2は、Shadow 1の改良版で、エルゴノミクス(人間工学)とパフォーマンスを向上させるために設計が再考。
フレームの形状が改良され、より安定したグリップが得られるようになっており、銃口跳ね上がりの抑制に寄与しています。また、ハンドグリップの角度が変更され、操作感が向上。
2. トリガーの改善
- Shadow 1のトリガーはスムーズで評価が高いが、標準的なCZ 75の設計を引き継いでいます。
- Shadow 2では、トリガーがさらに改良され、引きが軽くなり、リセットが短くなることで、競技射撃での速射が容易になっています。
3. スライドとスライドストップ
- Shadow 2ではスライドがわずかに重くなり、再装填時の安定性が向上しています。また、スライドストップの位置や操作性も改善されています。
4. 照準システム
- 両モデルとも視認性の高いファイバーオプティックサイトを備えていますが、Shadow 2のリアサイトはより調整可能で、競技射撃に合わせて調整しやすいものになっています。
5. 重量とバランス
- Shadow 1は約1180g、Shadow 2は約1330gと、Shadow 2の方が少し重くなっています。これは、より優れたバランスと反動の抑制を実現するためです。
6. グリップの改良
- Shadow 2ではグリップがより広くなり、手にしっかりとフィットするため、コントロールが向上しています。グリップパネルも交換可能で、個々の好みに応じて調整が可能。
7. 競技向けの最適化
- Shadow 2は特にIPSC(国際実用射撃連盟)の競技向けに最適化されています。反動制御や素早いサイトアライメントがしやすいように設計されており、より速い射撃サイクルが可能です。
要約すると、CZ Shadow 2はShadow 1をベースに、競技射撃やパフォーマンス向上のために改良されたモデル。
エルゴノミクス、トリガー、バランスなどが改善されており、より高度な射撃技術を求める射手に向いています。
マニアな方に実銃の取扱説明書置いておきますね 笑
Shadow2にはバリエーションが色々ありますが有名?なのはオレンジですね。↓

そしてShadow2の発展版?がCZ TS2です。↓

TSとはタクティカルスポーツの略。
より一層スポーツシューティングに特化したモデルということです。
CABON8 Shadow2
スペックはこちらです↓

装弾数24発
パワーソース CO2ガス



↑
持ってビックリ! めっちゃ重い! 1045g
もちろん実銃より軽いけど想像より重いので正直びっくりしました。
ただバランスが良いので撃ちやすいです。


↑
ホールドオープン状態。


↑
メタルバルブブッシング良いですね~
ステンレス削りだし・・・
なんだか贅沢ですね~
集光サイトも良い感じですが
個人的にはもう少し径が太いほうが見やすいかも
(単なる個人的好み)
マガジンキャッチは角度が変えられます。
(高さは変えられない)

↑
セーフティはクリック感があり操作しやすい。
指かけの所は高くないのでとっさの時には
セーフティの動作をしそこなうかもしれません。
TSだと形状が違うので社外品でもいいので
TS風のセーフティーが出るのを期待。
グリップのネジは星型の特殊な奴。
工具が無い人はグリップ外せない・・・
(なぜか家に工具があった 笑)

↑
リアサイトは上下に可変します。
左右には対応していません。
簡単な分解、組立
今回はブルーイングするわけではないので
ホントに簡単なメンテナンス程度の分解と組立です。
分解して思ったのは
「ちょっと難しい」という感想。
分解、組立が得意でない人は
やらない方が良い感じです。
トリガーやHOPパッキンを交換する人は元々分解組立慣れているだろうから
大丈夫だと思いますが
そうでない方はなるべく分解はしない方が良いと思いました。
雑談動画
shadow2持ちながらダラダラ喋ってるだけです 笑
内容は
- 刻印がない問題
- トリガー戻らない問題
- トリガーの引き切りが滑らかすぎる問題
- サムレスト付けるの難しい問題
問題ばかりですが…実際は気になることは大してないんですけどね。
何となく思ったことを言ってみました。
(トリガーの切れる感覚が分かりやすいと言っているベテランマニアがいたのでもしかしたら私は鈍感なのかもしれません…)
パーティングライン消し
フレームのパーティングラインが気になったので消してみました。
フレームがHWなので毎度のことながら全体を削って
ブルーイングの処理を行いました。
ブルーイング液はバーチウッド・アルミニウムブラックの2倍希釈液です。

肝心のパーティングラインの写真はありませんが 笑
ブルーイングするとこんな感じです。
(動画内ではパーティングラインの所見せていますのでご覧ください)
グリップ交換
今回は実銃のグリップを取り付けてみました。
(撮影段階ではメーカー純正が出ていない・・・)

↑
実際にブラックのグリップを付けたところ。
派手だったshadow2が突然大人しくなった気がする。

↑
グリップ裏側
実銃のグリップは肉抜きされている所が無い。
あと純正はハンマーハウジングの上部のピンを逃がすための穴があるが
実銃のグリップにはない。
なので2mmのピンバイスでくぼみを作る。
(写真はくぼみを作った後)
付属のネジはトイガンには使えなかった。
(径が太い)

↑
グリップを加工したくない人は
このピンを削れば取り付けられます。
KJワークスのリキッドチャージマガジン

↑
左が元のCO2マガジン
右がKJワークスのマガジン
初速は0.2gBB弾で54m/s前後
(気温が10度以下なので良いほうじゃないかな?)
撃ち終わったらちゃんとホールドオープンします。
命中精度も部屋撃ちでは全くCO2と変わりませんでした。
サバゲで使うなら夏場じゃないとダメかも。
注入弁は海外仕様なので吹き戻し無しです。
吹き戻しありにするなら↓これがおすすめ

まとめ
いかがだったでしょうか!?
ブルーイングしかしない私がこのようなスポーツシューティングに全振りした
モデルをいじるのは新鮮ですね~
アフターパーツが豊富になればCZ TS2に出来るかもしれないなーと
淡い期待もしております。
アフターパーツが出ればその都度内容を更新していきたいなと思います。
では!


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