マルシン ベレッタ M84 組立キット 作成・分解

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趣味

マルシンの組立キット ベレッタM84を作っていきます。

最終的にはブルーイングを行います。

こちらの記事では作成を中心に、分解はYoutubeのリンクを貼っておきます。

このキットが作りやすいかの総評を。

難しい
※初心者にはオススメはしません!

という判断にしました。
「まとめ」でその理由を書いていきます。

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ベレッタM84とは

ベレッタ 84(Beretta 84)は、イタリアのベレッタ社が開発した自動式拳銃。
通称「チーター」シリーズ。
ただし、チーターシリーズの元祖は.32ACP弾を使用するベレッタ81となる

Wikipedia参照

あまり深い文献などは見つかりませんでした。

マルシンの組み立て式は随分前からあるみたいです。
その都度改良されているらしく今回私が作成したのは2021年最新ロットのHW素材の物です。

ピンを差し込む所がやや違うようです。(真鍮のパイプを使う)

グリップなども時代により違うみたいです。(もしくはバージョン違い?)

組立

組立で分かりずらい所などを解説していきます。

動画のリンクも貼っておきますので参照してください。

詳しく解説するために組立の説明書を載せておきます。

前半

「19」トリガーハウジングを入れますがフレーム固定用ビスの所にバリがあるので除去します。
基本組立キットはバリがあるのが通常です。(シルバーモデルだと少ないです)

ピンを入れるのですが入りません。入り口側を少しカッター等で拡張します。
その後ピンを入れるのですが最後まで入りきらないです。
出口もカッターナイフで拡張しますがピンが貫通しない様に
注意して削ります。(ピンは貫通せず止まる様にしてください。

「39」スライドキャッチと「40」SPを入れますが説明書と違うやり方の方が本体を気付けませんので
紹介します。
SPをあらかじめ本体側の穴に入れてからスライドキャッチを差し込むと本体を傷つけることなく
入ります。

「39」スライドキャッチですが奥まで入らないことがあります。
理由はスライドキャッチの赤く丸をした部分が本来フレーム内側に行くのですが
内側にはいかずフレームにする、またはぶつかっている為です。

フレーム側を薄くするかマガジンキャッチ側を薄くすることになります。
出来ればマガジンキャッチ側を薄くして内側に入る様に調整したほうが良いと思います。

調整して干渉しないのに入らない場合はピンの出口が狭くて出ていないことがあります。
再度調整します。

「20」ピンを「25」シアーに入れる方法はまずシアーとSPをハンマーハウジングに入れ
穴から細い棒を突っ込ます。

その棒の先端にピンを載せて押し込みます。
棒のガイドが無いと入れるときにSPが飛んで行ったりするので気を付けてください。

「41」ハンマーピンの押し込みはかなり固く
ハンマーを下に抑え込みながら入れる感じになります。
ピンが半分以上入ったら上から叩いて入れます。

後半

マガジンキャッチは説明書では反対側から入れますが右側から入れた方が簡単です。
SPが飛ばない様に注意しながら入れてください。
若干動きがシブかったらゲート周りのバリをカッター等で除去してください。

調節

出来上がってトリガーを引くと上手く作動しないことが多々あります。
「13」トリガーバーの位置によって動いたり動かなかったりします。
動作の確認の際は以下の点を注意します。

  • スライドキャッチが奥まで入っているか
  • セフティが組み込まれているか
  • グリップを装着したか
  • マガジンを入れたか

上記4つは全てトリガーバーを抑える、作動させるのに必要なものになりますので
必ずチェックしてから動作確認してください。

スライドとフレームの動き調整は「ブルーイング編」で少し触れます。

分解

動画最後でトリガーハウジングを外し忘れています。
ビス止めされているので外してください。

まとめ

詳しくは分かりませんがこのマルシンM84は20年以上前からある様に思います。
設計の古さなのか金型の劣化なのか、最新ロットでピンの形状変更などで動きを
スムーズにしようという配慮が見えますが
買ってきてサクッと作れるようなキットではありません。

  • 殆どのピンが穴に入らない
  • 部品がフィットしない
  • グリップがベレッタのマークではない(これはしょうがない)
  • 刻印がベレッタじゃない(これも大人の事情か・・・)

もし初心者が作るのならシルバーモデルがオススメです。
(パーティングラインもほぼない)
初めからフレーム等バリが除去されていて大変組みやすくなっています。

組立キットを買う人は大体がこういう「苦労する」のを
「楽しい」と感じる人が作るので問題はないかと思います。
決して初心者に優しいモデルガンではないので違うのをオススメします。

ちなみにもし次回作る機会があったら多分作る時間は半分以下、1/3ぐらいで
組めます。

つまり何事も経験なんですね。

では今度はブルーイング編でお会いしましょう!

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